戸澤の週報

2001年05月19日

01-05-19

(日本経済と環状8号線)

弊社の場所は高田馬場にあります。仕事でも、プライベートでも環8はよく利用します。ところが最近は環8が空いています。それも内回り、外回り共にです。なんとなく漠然と思っていたのですが、先日行ったお客様に言われハッとしました。これには色々な理由があると思うのですが、1番の理由は業務用のトラックが少ないことのように思われます。これは前出のお客様が言われていたことですが、私もそう思います。つまり現在の日本は、運ぶ物が少ないのです。そのように考えますと日本の経済と道路の渋滞の長さは密接な関わりがあるように思われます。現在不況と言われて久しいですが、バブル期の環8の交通量と現在の交通量の比較のデータがあったら面白いですねよく道脇で交通量調査をやっている方がいますが、あれはもしかしたら交通量を測っているのと同時に、日本の景気を測っているのかもしれませんね。またいつか環8にあの大渋滞が戻ったら景気が回復したことになるのでしょう。道が空いたからといって素直に喜べませんね。

ところで、先週のターゲットプライスの話の続きですが、先週はターゲットプライスを述べると言うことは、サプライヤーと交渉する際に適正な価格を知るという上で有利だとまで申し上げましたが、その他のメリットは在庫の発見率が飛躍的に上がるということです。弊社は現在1日に50?100件くらいの引き合いをお客様から頂いております。その中で日本で見つからない分だけ海外に引き合いを出しています。当然弊社の仕入先は弊社よりもさらに数多くの引き合いがあります。その中で弊社からの引き合いのプライオリティを上げていただくためには、まず情報が必要です。当然弊社の仕入先も部品を探すには人間が行います。機械が自動で部品を探してくれるわけではないのです。一度でも部品を調達された方ならお分かりいただけると思いますが、在庫確認及び見積もり依頼は基本的にはFAXで行うのですが、全部の回答が帰ってくるとは限りません。むしろこちらが何も言わなければ反応が帰ってこない物の方が多いのです。そうなりますと、引き合いの中でプライオリティが発生します。1つの引き合いに対して、何も情報がない物では後回しに、最悪のケースはNO BIT(在庫なし)で帰ってきます。ところがこのくらいの値段の物であれば、このくらいのデートコードのものなら、このくらいの納期のものなら等の情報があるものは電話してでも確認してくれるのです。その結果在庫が出てくるケースが非常に多いのです。もしこれらの情報がなく電話確認をしなかったら、在庫があるのにNO BITで帰ってきます。非常にもったいないですね。これがお客様から見たターゲットプライスを言うことのメリットです。今週は少し内部事情を話しすぎの感もしますが、部品調達の現状をご理解いただくためにあえて書かせて頂きました。今後もお客様のメリットにつながることはこういった形でお話したいと思います。

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