戸澤の週報

2017年01月08日

置かれた場所で咲きなさい

新年あけましておめでとうございます。
2017年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

年末の休みが明けたらまたすぐに3連休です。
休み明けのリハビリには最適なのですが、海外メンバーからは疑問の声が上がります。
日本は本当に祭日が多い国のようです。
この休みを利用して読んだ本が本日のタイトルである「置かれた場所で咲きなさい」です。
ノートルダム清心学園理事長である渡辺和子さんの作品です。
この言葉はシスターでもある渡辺さんがまだ30代半ばに岡山に派遣されて、翌年大学学長に任命されて非常に悩まれていた時にある宣教師の方に送ってもらった言葉だそうです。
Bloom where God has planted you.(神があなたを植えたところで咲きなさい)
咲くという事は、仕方がないと諦めることではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのですと続き、置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのですとあります。
人間は置かれた場所に不平不満を抱き、他人の出方で幸せに感じたり不幸せに感じたりしてしまう生き物です。
しかしその考えでは環境の奴隷でしかなく、人として生まれたからにはどんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせようと思い実践することでその後の人生が大きく変わったそうです。
渡辺さんはここで言う環境の奴隷と表現している人たちを「くれない族」と言っています。
「挨拶してくれない」「自分を評価してくれない」「ねぎらってくれない」「分かってくれない」
くれない族とは面白い表現ですが、本当に気を付けていないと我々はくれない族にすぐになってしまいます。
置かれた場所とは人によっては非常に厳しい状況であることもあるかもしれません。
場所によっては逃げることも考えなければいけないものが中にはあるのかもしれません。
ただ一般論として一度自分が置かれた場所と言うものを、このように捉えて見直してみることは大切なことのように感じます。
人間は今自分がいる場所を肯定できてこそ、そこから先に進んでいくものです。
いつまでも何かに引っかかって、現在の居場所を自分の居場所と感じられない人は結構多いのではないでしょうか?
そんな時に味わってみると良い言葉だと思います。
ちなみにこの渡辺和子さんは2.26事件で亡くなった渡辺錠太郎教育総監の娘です。
9歳の時のその目の前で父親を殺害されるという非常に厳しい現実をまさに目の当たりにしています。だからこそ分かることもあるのかもしれません。


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